建物を作ること それは楽しい仕事です
人と共に存在してゆく 人にそって存在してゆく建物は
道具または手段としての「物」かもしれません
しかしこの「物」は 人を包み込むのです
ですから人に大きな影響を与えることもあります
建物には 安全性・快適性・維持や管理のしやすさに加え
私たちの感覚に答える正直さや安心感
また 時にはなやかに 時には落ち着いたといった空間の質、
時間や時代を超える物としての味
環境や自然に対しての素直さなど
様々なことが求められます
そうした要求に応えていくことに対し
今まで私が積み重ねた経験や 建物への思いが
皆様のお役に立てれば うれしいことと思っております